綱島駅前の再開発と住みやすさの最新事情

東急東横線の綱島駅前が、ここ数年で大きく様変わりしているのをご存知でしょうか。

新綱島駅の開業を皮切りに、駅周辺の再開発が着々と進んでいます。

実際に住んでいる方々からは「便利になった」という声が多く聞かれる一方で、「昔の良さも残ってほしい」という想いも。

今回は、変化の真っ只中にある綱島の今と未来を、探ってみました。

目次

2023年、新綱島駅開業で大きく変わった駅前

まず目を引くのが、2023年に開業した新綱島駅です。

東急新横浜線の開通により、新横浜駅への直通アクセスが実現し、交通利便性が格段にアップしました。

駅を出ると、すぐに目に飛び込んでくるのが新綱島スクエア新水ビルといった新しい建物たち。

特に駅直結のタワーマンションは、「雨に濡れずに電車に乗れる」と住民の方々からも好評のようです。

新横浜方面への通勤・通学で利用する人が増え、平日の朝夕は特に賑やかになりました。

私が住んでいた頃と比べると、本当に街全体が“都会っぽく”なったなと感じます。

さらなる発展が期待される今後の計画

2026年度:歴史ある古民家が商業施設に生まれ変わる

注目すべきは、2026年度にオープン予定の木造モールプロジェクトです。

古民家「池谷家住宅」を活用して、約20のテナントが入る商業施設を建設するとのこと。

歴史ある建物を大切に保存しながら、現代のニーズに合わせて活用するというアイデアには、地元の方からも期待の声が上がっています。

新しさと伝統の調和が取れた、綱島らしい施設になりそうです。

こういう「昔の良さを残す工夫」は、住んでいた者としてもちょっと嬉しいです。

2028年度:東口に27階建て複合ビル登場

さらに2028年度には、東口に27階建ての複合ビルが完成予定。

住宅、商業、オフィス機能を備えた本格的な複合施設で、駅前の景観も大きく変わることになりそうです。

高層階からの眺望も楽しみですし、低層階の商業スペースにはどんなお店が入るのか、今から気になるところですね。

当時から見慣れた景色がどう変わるのか、正直わくわくします。

旧イトーヨーカドー跡地も動き出す

長らく空き地となっていた旧イトーヨーカドー跡地でも、野村不動産による複合開発が進行中です。

具体的な詳細はまだ発表されていませんが、駅前の一等地だけに、地域の生活をより豊かにする施設になることが期待されています。

住んでいた時期はかなり重宝していたイトーヨーカドー。

空き地のまま残っていた場所が活用されるのは感慨深いですね。

実際の住みやすさはどう変わった?

徒歩圏内で何でも揃う利便性

再開発の恩恵を最も感じるのは、やはり日常生活の利便性でしょう。

以前は買い物のために電車で隣駅まで行く必要もありましたが、現在は徒歩圏内に生活施設が集まり、子育て世帯や高齢者にとっても「車がなくても暮らしやすい街」として評価されています。

昔はわざわざ出かけていたケースもありましたが、今は近場で済むのは本当に羨ましいです。

地域の温かさは健在

再開発が進む一方で、綱島の良さである地域のつながりは今も健在です。

商店街では店主さんとの会話を楽しむ常連さんの姿が見られ、春の桜まつりや夏の諏訪神社例大祭といった地域行事も変わらず続いています。

新旧住民の交流が自然に生まれているのも、綱島らしい魅力と言えそうです。

新しくなっても「下町っぽい温かさ」はちゃんと残っていて安心しました。

課題もあるけれど、前向きな未来へ

今後改善が期待される点

新綱島駅の開業後は混雑や家賃上昇も課題に。

坂の多い地形ゆえ高齢者には移動が大変な面もあります。

ただ、歩行者デッキの整備や移動支援策も検討されているとのこと。

急速な発展の裏で課題もありますが、改善の動きがあるのは心強いです。

まとめ:変化と伝統が調和する、温かな街の未来

綱島駅前の再開発は、単なる都市開発を超えて、地域の歴史や文化を大切にしながら進められているのが印象的でした。

2026年の古民家活用プロジェクトや、2028年の大型複合ビル完成など、まだまだ楽しみな計画が控えています。

何より素晴らしいのは、新しい便利さを手に入れながらも、地域の温かなつながりが失われていないことです。

久しぶりに歩いてみて、やっぱり綱島は“帰ってきたい街”だと感じました。

確かに混雑家賃上昇といった課題はありますが、それ以上に「住んでいて良かった」と思える要素がたくさん詰まった街。

綱島の未来には、きっと多くの人が期待を寄せていると思います。

変化の波に乗りながらも、大切なものは守り続ける。

そんな綱島の姿勢に、これからも注目していきたいです。

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