港北区綱島の街を歩いてみると、昔ながらの商店街の風情と新しいカフェ文化が自然に混じり合い、独特の活気を感じられます。
転勤で2年間暮らした経験から、レトロな喫茶店から最新の書店併設カフェまで、どんなライフスタイルの人でも“自分らしい居場所”を見つけやすい街だと実感しました。
今回は、そんな綱島で見つけた小さな喫茶店と書店の楽しみ方をご紹介していきます。
昭和レトロな喫茶店で味わう、変わらない時間
喫茶カルディ~地元に愛される老舗の温かさ
商店街には、昭和テイストな内装で定番の「喫茶カルディ」。
地元で長年愛されているだけでなく、丁寧なドリップコーヒーとレアチーズケーキ、手作りスイーツは地域口コミでも評判です。
仕事や読書の合間のリフレッシュにぴったり。
豆の販売もあるので、気に入ったら自宅用に購入するのもおすすめです。
おすすめ&人気スイーツ
・コーヒーゼリーは定番人気で、しっかりした苦みと甘さのバランスが絶妙。
・コーヒーフロートは水出しコーヒーにバニラアイスをのせた組み合わせが絶品で、爽やかな香りと深い味わいが季節を問わず楽しめます。
・モンブランはマスター手作りの本格ケーキで、コクのあるリッチブレンドコーヒーとの相性が抜群。
・チーズケーキ(レア・ベイクド)やダブルショコラ、アップルパイ、シフォンケーキもすべて手作りで、しっとり食感と優しい甘さが魅力。
季節限定のいちごショートケーキも人気です。
オークラ珈琲館 綱島店~静かな時間を求めて
本格コーヒーやクリームソーダ、ワッフルなど軽食が堪能できる、レトロな雰囲気の老舗喫茶。
静かな店内で、ひとり読書やゆったり会話、休日のカフェタイムにも使いやすい“穴場”です。
おすすめ&人気スイーツ
・ワッフル(アイス添え)は、あつあつのワッフルに冷たいアイスを合わせた人気メニュー。
ランチセットに+300円で追加する人も多く、サクふわ食感とアイスの相性が最高と評判。
・チョコレートパフェは飴細工がのった豪華なパフェで、バニラアイス・生クリーム。フレークなど喫茶店ならではのボリューム。
見た目も華やかで満足感があります。
・日替わりケーキは店員さんが複数種類を持ってきてくれるスタイル。
フォンダンショコラやストロベリーワッフルセットなども好評。
・クリームソーダやタピオカドリンクといった昔ながらの純喫茶定番メニューも揃っており、幅広い世代に親しまれています。
新世代のカフェR(アール)で過ごすモダンな時間
新綱島駅近くにある「R(アール)」は、私が住んでいた当時はまだなかった新しいタイプの喫茶カフェです。
自家製サンドや限定ケーキが、明るく開放的でランチやテイクアウトにも人気。
カフェランチを楽しんだり、現代的なカフェの楽しみ方ができます。
レトロ喫茶の温もりと、モダンな使い勝手が調和した“今どきカフェ体験”ができます。
人気メニュー・スイーツ
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ミックスサンド
たまご・ハム・きゅうりのオーソドックスなサンドイッチ。
柔らかなパンと具材のバランスの良さが顧客に大好評。 -
クロックムッシュ
とろけるチーズとほんのりサクッと仕上がったパンのコントラストが絶品。ランチやカフェタイムにもおすすめ。 -
ティラミス(自家製)
濃厚なエスプレッソを贅沢に使用した自家製ティラミスは、甘さ控えめで大人向けの味わい。 -
シフォンケーキ
ふわふわ、あえて甘みを抑えてジャムやホイップと合わせて食べるスタイル。コーヒーと相性抜群。 -
√Rトニック(ルートアールトニック)
ブルーベリージャムとエスプレッソ、トニックウォーターのさわやかで独創的なドリンクも人気。 -
R(アール)はサンドイッチ&自家製スイーツ(ティラミス、シフォンケーキ)が絶大な人気。
おしゃれな隠れ家的雰囲気で、多彩な健康&美容メニューとともに地元で評判のカフェです。
「カフェ×書店」という新しい文化体験
「TSUTAYA BOOKSTORE 新綱島」は、スターバックス併設+125席ラウンジで、購入前の本を家族や仲間とソファ席で試し読みできます。
シェアラウンジで仕事や勉強、休憩にも活用でき、休日は親子連れ、平日はリモートワーカーでにぎわうコミュニティ空間。
「くまざわ書店」(アピタテラス横浜綱島店)は、広々とした売り場と人工芝スペースで、家族や学生たちの憩いの場。
文具やギフト選びもでき、ベンチでのんびり過ごせるのも魅力です。
今だからこその楽しみ方
・ひとりの時間には、レトロ喫茶や静かなスペースで心を癒やしつつ読書タイム
・家族や友人との交流なら、書店併設カフェやラウンジでランチ
・仕事・学び・親子コミュニケーション
・週末や休日は大型書店めぐりやベンチ休憩で、街歩きを楽しく
・シーンごとに選びやすく、誰でも使いやすい“豊富な選択肢”が綱島の強み
2015年と2025年~変化と継承
転勤で住んでいた2年間を振り返ると、当時はレトロ喫茶が中心でしたが、現在は新しいタイプのカフェや書店併設施設が加わることで、選択肢が格段に広がったようです。
でも、古き良きレトロ喫茶の温かさは変わらずに残っていて、それが新しい文化と共存しているのが綱島らしさなのかもしれません。
まとめ:自分らしい楽しみ方ができる街、綱島
徒歩10分圏内に昔ながらの喫茶店から最新型カフェ・書店まで揃っている綱島。
落ち着いた昭和レトロの雰囲気からモダンな新店まで、自分好みの「読書と休憩」「新しい時間の使い方」を満喫できるのが、この街の魅力だと感じています。
2年間の居住体験を振り返ると、かつてはレトロ喫茶中心だった街も、新しいカフェ・書店併設施設が増え、ライフスタイルに合わせて自由に使い分けられるエリアになってきました。
「古き良き温かさ」と「新しい便利さ」が穏やかに共存する綱島だからこそ、訪れる誰もが自分らしいカフェ・書店でくつろげる。
それが今の楽しみ方だと感じています。