2025年2月に公開されて以来、映画『ファーストキス』は多くのファンの心を掴み続けています。
新婚夫婦の甘い日常と、15年後のリアルな変化――なかでも松村北斗さんが演じる「お風呂入れる人…？」の胸キュン名場面は、“神アドリブ”として話題沸騰！
理系男子の不器用な愛と、坂元裕二さんの繊細な脚本が重なり合い、見ればきっと「こんな夫婦になりたい」「今すぐ劇場で体感したい」と思わずにはいられません。
そんな奇跡のシーン誕生の裏側から、夫婦の日常や小さな幸せまで――この記事で徹底解説します！
松村北斗の神アドリブで生まれた「お風呂入れる人」名シーン
映画『ファーストキス』とは
映画『ファーストキス』は、坂元裕二脚本・塚原あゆ子監督によるタイムトラベルラブストーリーです。
松たか子さん演じるカンナと松村北斗さん演じる駈が、新婚時代から15年後の複雑な夫婦関係まで描いています。
特に話題となったのが、結婚式直後の新居で繰り広げられる二人の甘いやりとりでした。
「お風呂入れる人…？」シーンの詳細
この胸キュンシーンは結婚式を終えたばかりの新居で始まります。
駈がカンナに向かって甘えるような声で話しかけます。
・駈「お風呂入ろ…？♡」
・カンナ「んん〜…♡」
・駈「ふふっ…お風呂入れる人…？♡」
・カンナ「…はいっ♡」
出典：映画「ファーストキス」
このやりとりの後、二人は何度もキスを重ねる愛らしいシーンが続きます。
理系男子らしい不器用さと、新婚夫婦の初々しさが絶妙に表現された瞬間でした。
実は台本にはなかった！松村北斗のアドリブ力
驚くことに、この名場面は松村北斗さんのアドリブから生まれました。
監督の塚原あゆ子さんが「もっと自然な空気を」と現場で指示したことで、松村さんは即興で甘くて温かな雰囲気を作り出したのです。
映画では台本に沿った演技が普通ですが、『ファーストキス』の現場では松村北斗さんと松たか子さんの抜群の掛け合いによって、本当に自然で理想的な夫婦の姿が生まれました。
SNSで大反響！「お風呂入れる人」への絶賛コメント
ファンの心を掴んだ胸キュンポイント
・神アドリブすぎて何度もリピートしてる
・実際の夫婦みたいな自然さがヤバい
・松村北斗の甘い声にやられた
・このシーンだけで映画館に通いたくなる
・理系男子の不器用な可愛さが最高
・1001回目のキスって呼ばれてるのも納得
・お風呂入れる人って言い方が愛おしすぎる
・松たか子さんとの掛け合いが完璧
・新婚の幸せ感がダイレクトに伝わってくる
・坂元裕二脚本の世界観にピッタリはまってる
映画評論家も絶賛の演技力
映画評論家からは「松村北斗の自然な演技力」「本物の夫婦のような空気感」といった高評価が続々と寄せられています。
特に、アドリブでこれほど自然なラブシーンを作り上げる技術は、若手俳優の中でも群を抜いていると高評価。
「1001回目のキス」と呼ばれる理由
ファンの間では、この場面が「1001回目のキス」と呼ばれています。
映画の中で駈とカンナが何度もキスを重ねるシーンがあることから、まるで二人が本当に長い間愛し合ってきた夫婦のように見えるからです。
新婚時代と結婚15年 「お風呂入れる人」から見えるリアル
新婚時代の甘い日常
映画の中で描かれる新婚時代の駈は、カンナに対して「お風呂入れる人…？」と甘えるように誘います。
この時期の二人は、お風呂の時間さえも愛情表現の一つとして楽しんでいました。
仕事から帰ってきても、まず相手と一緒に過ごす時間を大切にする様子が伝わってきます。
結婚15年 リアルな変化
しかし、一般的な夫婦と同様に、駈とカンナの関係も時間とともに変化していきます。
結婚３年目を境に、一緒にお風呂に入る夫婦の割合が激減しているという調査結果もあり、多くの夫婦が経験する現実です。
参考：「バスリエ株式会社 いい夫婦の日アンケート」）
アラフォー男性の「お風呂あるある」
映画では直接描かれていませんが、現実の結婚15年後を想像すると、駈もアラフォー。
疲れて風呂入らないで寝ちゃう、ソファーで寝るといった「夫あるある」は多くの家庭で見られる光景です。
・仕事から帰ってソファーでうたた寝
・お風呂に入る前にテレビを見てそのまま寝落ち
・朝シャワー派に変わってしまう
・暖房や電気をつけっぱなしで妻に怒られる
疲れているはずなのになかなかベッドへ行かない、ソファでうたたねを始めるという状況は、まさに現代の夫婦が直面するリアルな問題です。
若い頃の「お風呂入れる人」vs アラフォーの現実
新婚時代の「お風呂入れる人…？」という甘い誘いと、15年後には「お風呂に入らずソファで寝落ちしてしまう」現実――
このギャップは、多くの夫婦が経験する変化を象徴しています。
若い頃は一緒にお風呂に入ることが愛情表現だったのに、年齢とともに疲れや生活スタイルの変化で難しくなってしまうもの。
それでも、夫婦の絆は形を変えながらしっかり続いていくのが現実です。
坂元裕二脚本の魅力と松村北斗の表現力
日常の中の愛情を描く坂元裕二
脚本家の坂元裕二さんは、普段の生活の中にある小さな愛情や、言葉にできない感情を丁寧に描くことで有名です。
映画『ファーストキス』でも、「お風呂入れる人」という何気ない一言の中に、夫婦の愛情や生活感が込められています。
松村北斗が魅せる理系男子の魅力
松村北斗さんが演じる駈は、理系の研究者です。
普段は真面目で不器用なキャラクターですが、愛する人に対しては素直で甘えん坊な一面を見せます。
この振り幅の大きさが、多くの観客の心を掴んだ理由の一つと言えるでしょう。
アドリブが生む自然な夫婦感
台本通りの演技も素晴らしいですが、アドリブによって生まれる自然な空気感は格別です。
松村北斗さんと松たか子さんの息の合った掛け合いによって、まるで本当の夫婦を見ているような錯覚を覚えます。
柿ピーの象徴性と夫婦の日常
プロポーズシーンの柿ピー分け合い
映画の中では、駈がカンナに柿ピーを分け合いながらプロポーズするシーンもあります。
「君はピーナッツで、僕は柿が好き」という台詞は、お互いの違いを認め合いながら一緒にいることの大切さを表現しています。
出典：映画「ファーストキス」
日常の小さな幸せ
柿ピーを分け合うような、何気ない日常のひとときこそが夫婦の幸せの源だと、坂元裕二さんの脚本は伝えています。
派手な演出ではなく、生活の中で交わされる小さな愛情が、少しずつ積み重なっていく。
その積み重ねが、やがて大きな愛となる様子を丁寧に描いているのです。
まとめ 永遠に語り継がれる名シーン
映画『ファーストキス』の「お風呂入れる人…？」シーンは、松村北斗さんのアドリブから生まれた奇跡の名場面でした。
新婚夫婦の初々しい愛情表現から、時間の経過とともに変化していく夫婦の現実まで、観る人それぞれの人生経験と重ね合わせて楽しめる作品となっています。
理系男子の不器用な可愛さ、坂元裕二さんの繊細な脚本、そして松村北斗さんの自然な演技力が合わさって生まれたこのシーンは、多くの人の心に残る永遠の名場面として語り継がれることでしょう。
若い頃の甘い「お風呂入れる人」も、年齢を重ねてからの「ソファで寝落ち」も、どちらも夫婦の愛の形の一つです。
映画を通じて、改めて日常の中の小さな幸せに気づかされる素敵な作品でした。
