15年前に2年住んだ綱島、今の治安と住環境は?元住民が新旧レポート

久しぶりに綱島を訪れてみて、正直驚いてしまいました。

2010年前後に夫の転勤で約2年間暮らしていた頃の綱島と比べると、街の様子がガラリと変わっているんです。

でも不思議なことに、当時暮らしていた頃に感じていた「住みやすさ」や「安心感」は、久しぶりに訪ねてみると、むしろ以前より強まっているように感じました。

今回は転勤で2年間住んでいた元住民として、15年前と現在の綱島を比較しながら、治安や住環境の変化をレポートしてみたいと思います。

目次

当時の綱島(2010年前後):下町風情溢れる穏やかな街

商店街が生活の中心だった頃

15年前の綱島といえば、商店街が街の中心でした。

駅から続く商店街を歩くと、八百屋さん、お肉屋さん、昔ながらの定食屋さんが軒を連ねていて、本当に下町らしい温かい雰囲気がありました。

お店の人たちとの距離も近くて、八百屋のおばさんに「今日はこの野菜が安いよ」なんて声をかけられることもしょっちゅう。

人とのつながりがとても心地よかったのを覚えています。

商店街の奥の方には小さな居酒屋やスナックもあって、夜でも適度な人通りがありました。

決して派手ではないけれど、生活感のある賑わいがあったんです。

治安面:大きな事件もなく、女性も安心

当時住んでいて感じていたのは、特別な事件や事故はほとんどなかったということです。

夜遅く外出することもありましたが、駅から家までの道のりで怖い思いをしたことはありませんでした。

ただ、今思い返すと街灯がちょっと暗い場所もあったかな、という印象はあります。

それでも地域の人たちの目があったからか、女性の一人歩きでも特に不安を感じることはありませんでした。

全体的に穏やかで安心できる住環境だったと思います。

現在の綱島(2025年):近代化と伝統の両立

新駅開業で一変した駅周辺

久しぶりに綱島駅に降りて、まず驚いたのが新綱島駅の存在です。

新横浜直結のアクセスができたことで、利便性が格段にアップしていました。

駅前も随分と様変わりしていて、以前よりもずっと洗練された印象になっています。

新しいマンションや商業施設も増えて、確実に「都市化」が進んでいることを実感しました。

でも面白いのが、新しい施設が増えた一方で、昔からの商店街もしっかりと残っていることなんです。

新旧が混在している感じが、なんだか綱島らしいなと思いました。

治安・安全面の大幅な改善

以前住んでいた頃と比べて一番変化を感じたのが、防犯設備の充実ぶりです。

街を歩いていると、防犯カメラの設置箇所が明らかに増えているのがわかります。

街灯も以前より明るくなっていて、夜道でも安心感が高まっている印象です。

駅周辺だけでなく、住宅街の方でも照明環境が改善されているのを感じました。

地元の方に聞いたところ、犯罪件数も15年前と比べて半分近くまで減っているとのこと。

もともと治安の良かった綱島が、さらに安全になっているようです。

新旧比較:変わったところ、変わらないところ

便利になった部分

交通アクセス

新綱島駅ができたことで、新幹線利用時の利便性が抜群に良くなりました。

以前は新横浜まで行くのに一度横浜に出る必要がありましたが、今は直結です。

商業施設

大型スーパーや全国チェーンの店舗が増えて、買い物の選択肢が広がりました。

24時間営業のコンビニも増えて、深夜でも安心して買い物できるようになっています。

防犯・安全面

防犯カメラ街灯の増設により、客観的な安全性が向上しています。

女性やお年寄り、子どもたちにとっても、より安心できる環境になったと思います。

良い意味で変わらない部分

商店街の温かさ

再開発が進んでも、昔ながらの商店街は健在です。

お店の人たちとの距離感も相変わらず近くて、下町らしい人情味は今でもしっかりと残っています。

地域コミュニティ

むしろ以前より活発になっているかもしれません。

子育て支援のイベントや地域行事も増えているようで、住民同士のつながりが深まっているような印象を受けました。

住宅街の落ち着き

駅前は変わりましたが、少し離れた住宅街は以前と同じような静かで落ち着いた雰囲気を保っています。

この「メリハリ」が綱島の魅力だと改めて感じました。

住環境の進化:子育て世代にも優しい街へ

ファミリー層への配慮

15年前に比べて、明らかにファミリー世代への配慮が手厚くなっています。

公園の遊具も新しくなっており、子育て支援センターのような施設も充実しているようです。

商店街でも、ベビーカーで通りやすいように配慮されている店舗が増えていました。

昔からの温かさに加えて、現代的な子育て支援の仕組みが整ってきているのを感じます。

高齢者にも住みやすい環境

バリアフリー化も進んでいて、段差の解消や手すりの設置など、高齢者の方にも優しい環境になっています。

商店街の中にも、気軽に利用できるカフェスペースのような場所が増えていました。

15年後の印象:安心感がさらにアップ

元住民として今回綱島を訪れてみて、率直に「住みやすくなったな」という印象です。

当時も十分住みやすい街でしたが、利便性と安全性の両面でさらにパワーアップ。

特に治安面では、もともと大きな問題がなかった街が、さらに客観的な安全対策も充実して、本当に安心できる環境になったと思います。

夜道の明るさや防犯カメラの存在は、特に女性にとっては心強いのではないでしょうか。

一方で、街の個性や温かさは失われることなく、むしろコミュニティとしての結束が強くなっているように感じられました。

新しい住民と昔からの住民が自然に共存している雰囲気も、とても好印象でした。

まとめ:進化し続ける綱島の魅力

15年ぶりに訪れた綱島は、確実に「進化」していました。

でもそれは、古き良きものを壊しての変化ではなく、良いところを残しながら新しい魅力を加えていく、そんな成長の仕方だったと思います。

治安面はさらに改善されているようですし、実際に街を歩いてみても安心感が高まっているのを実感できました。

住環境も、様々な世代にとって住みやすくなるような工夫が見られます。

かつて住んでいた街がこんな風に良い方向に変化していると、なんだか嬉しくなりました。

今綱島に住んでいる方々、そしてこれから住むことを検討している方々にとって、きっと満足度の高い住環境が待っているのではないでしょうか。

久しぶりの綱島訪問でしたが、また機会を見つけて、懐かしい商店街を歩いてみたいと思います。

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